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私達は普通の暮らしがしたいだけ、不安も恐れもなしに。
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ミャンマーのアウンサンスーチー氏が、軟禁状態から自由の身になった。現政権の政治的思惑が色々とあるのだろうが、民主化が着実に進むことだろう。「私たちは普通の暮らしをしたいだけなのです。他人の邪魔をせず、不安も恐れもなしに」。この言葉は重く、民主主義、いや、政治の本当の姿を的確に言い表しているものだ。 翻って日本。さすがに平和である。消費税を中心に、政権争いが延々と続いている。これが成熟した民主主義なら、たかが知れていると言えば不遜であろうか。 編集子は、門外漢ではあるが、偉い人たちの、いや日本中の大人の頭と心の軸がおかしくなっているのでは、と訝っている。頭の軸は〃お金〃、心の軸は〃競争〃となっているように思えてならない。つまりどんな政権も損得勘定で判断し、数は力、強い者が勝つ。このことを中心に物事が回っているだけのようである。もっと冷静に考えれば、正しい判断や決断が出るのではあるまいか。
例えば、頭の軸を〃正義〃、心の軸を〃愛〃に据えれば、弱者を救済するのが政治であり、偉い人たちのするべきことが分かるはずだ。こうすることが自分の損になる得になる、ではなく、こうすることが正しい、間違い、という観点から物事を押し進めるべきであろう。 確かに正義は、王道であり、歩みが遅く、なかなか受け入れられないのが現実かも知れない。したがって政治だけではなく、今の世の中は、何もかもが邪道に覆い尽くされている気がしている。 かのアウンサンスーチー氏は、その身は軟禁されていても、頭と心は自由であったに違いない。だが、私たちは、この身は自由であるが、頭と心が、邪道に軟禁されているのかも知れない。
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